※加筆修正しました(2024/10/27)
成績が良い人は、他人と比較された結果を素直に受け入れられる傾向が強いです。
模試の結果、学校の順位が判明する瞬間、このときの振る舞いも、その後の成績を左右する結果をもたらします。
成績が良い人は、思ったような成績が得られなかったとき、その結果に蓋をしません。何が悪かったのか分析し、対策を見出し、行動に移します。模試であれば復習をします。極端に成績が良い集団は、ネガティブな意識とは程遠く、「〇、△、□の本を全部覚えたつもりだったけど、間違っちゃった。まだまだ覚えることがあるなんてワクワクするな〜!」という考えに至ります。
成績が悪い人は、頻繁に、思ったような成績が得られないことが最初からわかっているという態度で過ごしています。場合によって、結果が書かれた紙を捨ててしまいます。親に聞かれても無視。模試の復習なんてやったことがない人も多いのではないでしょうか?挙句の果てに「わざわざわかりきったことを確認する必要がない」といった心理に陥る傾向があります。
また、成績が良い人は、クラスメート、塾の友達など含めて、互いの成績の比較をする回数自体が多いので、慣れもありますね。時々親や自分自身に追い込まれて辛い気持ちになる人も居るが、自分がこれまで観察してきた限りでは、成績が悪い人よりも素直に受け入れて、互いに刺激し合いながら、高みを目指しています。
成績が悪い人は、クラスメート、塾の友達と成績の話をすると、かえって碌でもない方向に触れます。その中で最も悪いヤツを探して揶揄し始めます。自分自身の結果を受け入れず、話をそらすべく、他人の悪いところを探します。そんなやつ最悪と思った人、本当にあなたはやったことがないですか?また、悪いことに、中途半端に成績が悪い友達同士で一緒の大学に行こうなどという会話が発生することがあります。もしそういうことを友達に言われたら、即断ってください。角が立ちそうならやんわりとでも良いので即。成績の悪い人に見られる行動として、保証できないことを安請け合いするケースが見られます。自分の行動には責任を持って日々過ごしましょう。
特に成績を上げる必要がない選択をしている人は、順位が書かれた紙を捨ててもいいし、クラスメートの中に自分より成績が悪いヤツを探して笑っていても構わないです。それを選択した結果にすぎませんので。しかし今ここでは大学受験で偏差値50を目指しているわけですので、結果に蓋をしていたら一生50にはたどり着かないと思ってください!
まず第一歩としては、模試や学校のテストが終わったら、それを復習するノートを作りましょう!一般受験を目指すならせめてものの、模試。模試はかなり公平に結果が判明するツール。このサイトを見ている人は、平気で偏差値40を切る教科がぽんぽん出てくるのではないでしょうか?筆者の長男がそうでした。ほとんどの問題を復習することになってしまうでしょうけど、仕方がないです。仕方がないことは受け入れましょう。学校のテストについても復習しましょう。学校のテストは受験勉強に対して多少偏りがあるので、なかなかやる気が起きないかもしれないですが、今や大勢を占めているAO入試で偏差値50以上を目指す人には大変重要なファクターになります。テストの復習ノートは、最初のうちは、復習して学力を伸ばすことだけではなく、自分と向き合い、他人との比較を受け入れる訓練が含まれます。一回二回と回を重ねるごとに、あなたは強くなっていきます!
次のステップとしては、クラスメートや塾の友達はただのモブと考えることをオススメしたいですね。友達は本来モブではないですが、勉強する上で自分と向き合うという意味で、大学受験においてはモブになってもらうしかないんです。少々ハードルが高いでしょうから、まずは上記の第一歩を踏み出してから挑戦してみるというのでも良いです。