※加筆修正しました(2024/10/27)
正直言って、成績が良い人は、金銭的に恵まれた家の子どもが多いです。レベルが高い学校になればなるほどその傾向にあります。残念ながら、格差社会そのものですね。
東大に入るには、学校で配られる教科書・参考書では全く足りず、専門の問題・単語などの知識を丸覚えする必要があります。それらのテキストを買うだけでも、学校以外にお金が必要になります。それらを効率的かつ効果的に教えられる先生が居る学校は限られるため、多くの受験生は、現役予備校や、東大専門の塾に通ったり、通信教育を別途受けたりする必要があります。ざっとおおよそ月に10万円以上は余計に必要になります。良い先生が集まっている学校は上位の私立に多く見られ、そういう人たちは大概中高一貫校です。学費がそもそも高いです。
大学卒業を求める企業が増え、学士を持たせたい親が増加していますので、塾通いをさせられる生徒は自分が子ども頃より明らかに増えています。塾に行っていれば親は安心するし、本人もそれで気が紛れるんでしょうけど、費用対効果については非常に疑問を感じています。親がそもそもこれという大学に行った経験がないのに、教職ではない単なる大学生バイトがやっている塾に毎月数万円もつぎ込む始末です。実に世の中うまいことできているなと思います。
もしあなたが裕福な家とはいえない家庭に生まれて、成績も偏差値50を切る状態だったとして、何を思いますか?もし境遇を恨む時間があったら英単語の1つでも覚えましょう!今やれることはたくさんありますよ。