高校卒業後、これだけは絶対避けたいと思う就職先や肩書もたまには考えてみると、大学受験に向けた目標設定に役立つかもしれません。
皆さんにとって、やりたい仕事を考えるときに、逆に避けたい仕事も一度考えてみてください。そうすると、逆に目指したい将来像をくっきりさせることができるかもしれません。
たとえば筆者のケースを例に挙げると、公務員は難しいです。どうしても民間で何か作ったりサービスを提供したりすることで利益を得るということに喜びを覚えます。公務員は、今でこそワークライフバランスを騒がれていますが、それでもやはり、公のための仕事であることには変わりはないです。公務員ではないものの、インフラ系関連の仕事を少し経験しているのですが、やはり利益度外視という部分が大きく、製造が長い自分としては、意思決定の遅さについていけませんでした。インフラはとても高尚な仕事であって、それなしに生きていけません。自分がたまたまそういう気持ちを持つ人間だというだけですね。
同じ会社や組織、肩書で長く仕事をしている人たちは、なにはともあれそれを選択したことを受け入れて日々過ごされて居るのだと思います。後悔は多少するかもしれないですが、それでも日々頑張っておられます。大学を卒業したら、体調が許す限り、何等か仕事につくわけですが、おおよそ40年も続くわけです。皆さんの学生生活の3倍かそれ以上ですね。怖がる必要は無いですが、できれば大学受験前に、長く続けられそうな仕事や肩書を考えておくと、受験に向けた目標もはっきりしていきますよ!