※加筆修正しました(2024/10/27、2024/10/16)
成績が良い人と聞いてどんな人を想像しますか?
真面目、地頭が良い人(IQが高いなど)が一般的に言われている像ですね。けど、その漠然としたイメージは成績が悪い人にとっては、その程度の分析は何の役にも立たないです。
今「成績を良くしたい」と考えているとしたら、自分から見て「自分よりも成績が良い人」という人種が存在することと、自分と成績が良い人の特徴を正確に認識して、それぞれの目的に応じた対策をしていかなければなりません。考えても仕方ない部分もありますが、考えるだけで改善することがあるなら、是非そうしたいですよね。
話を広げすぎると話が発散するため、ここでいう成績とは、表題に沿って「偏差値50の大学に余裕をもって現役合格できること」とし、成績が良い人とは、「偏差値50の大学に余裕をもって現役合格できる人」とします。
一応簡単に大学受験における偏差値を実感するための説明を加えておきます: 大学受験をする人を集めた母集団のうち、半分弱の人が偏差値50以下に該当します。つまり、教室が大学受験の世界において実に平均的な学力のクラスだとしたら、生徒の半分弱が偏差値50以下に該当するっていうことになります。
また、偏差値というのは、当然母集団に左右されます。国立・私立、文系・理系、地域、専攻などによって、各母集団の得意な分野は全く変わってきます。一旦ここでは母集団の違いによる分析は別途として、大学受験をする人全体が母集団としして話をしていきます。
前置きが長くなってしまいましたが、いわゆる成績が極端に良い人にも悪い人にも多数接してきた自分の経験から、「成績が良い人」に共通する項目を挙げたいと思います。おおよそ下記に集約されると思います。
①命令に素直に従うことができる
②何等かの形で集中する時間を持った経験が一度でもある人
③どっちかというと自分が好き
④他人と比較された結果を受け入れることができる
⑤後悔することが少ない
⑥成績が良い人にはいわゆる良い奴もウザい奴もいる
⑦お金持ちの子ども
⑧容量が良い
では、次回の記事以降でそれぞれ詳細を分析していきたいと思います。