※加筆修正しました(2024/10/27)
まず第一に、成績が良い人は、命令に素直に従うことができる人が圧倒的に多いです。成績が上がらず悩んでいる人のうち、これに気づいている人がどれだけ居るか真剣に心配になるくらい、、、、、、差がありますね。なので筆頭に挙げました。
筆者はとある田舎の出身です。私立中学に行くという選択は100人に1人居るかいないかという田舎っぷりで、中学卒業までは、全く勉強する気がない人から、旧帝大に行けるほどの人まで、一通り揃っている教室で過ごしてきました。加えて、家庭教師・塾のアルバイトから始まり、社会人になって英語が必要になってしまったときの周りの様子、そして前述の通り子どもが大学受験を経験した経験から、何より「命令に素直に従うことができるかどうか」が大きなウエイトを占めると気づきました。
勉強の話だと辛くなる読者がいたら、英語が必要になったサラリーマンを想像してみてください。あなたは日本企業に勤めていたはずだったが、ある日黒船がやってきて、北米や欧州に買収されたとします。間違いなく仕事上英語を使わざるを得なくなりますね。偉い人はあなたを含める社員に「半年後TOEICを全員受けてもらう。最低全員500点は取るように。」「これから毎週英語の研修を受けてもらう。半年後にネイティブの先生との会話の試験に合格しなければ次の昇給は難しいと考えてほしい。」などといったことを言うでしょう。
社員の反応としてはざっくり3つに分かれます。①最初から英語が得意なので左うちわ②英語は不得意だけど家で勉強を頑張る③やらない。③を選択するなんてするのかな、と思うかもしれないですけど、全く珍しくないですよ。英語を勉強しなくてもいいことにするための「言い訳」が始まるのです。経験上、「通訳を雇えばいいだけなのに英語の勉強を社員に強要するなんておかしい。」、「勤務時間外に仕事のための勉強はしない。給料が支払われていないから。」の2つが代表例ですね。仕舞には、経営陣が悪いという考えに発展し、英語を勉強したくない社員同士、上司たちへの不平不満を飲み屋で愚痴り、管を巻き始める始末です。
勉強をしない選択をする人はそんなものなんです。
何等か、言い訳、をします。
大学受験であれば、とにかく後回しにする、教科をいきなり限定、部活があるから何もできない、朝起きられない夜遅くまで勉強できない、先生が悪いという、親がバカだからとかうざいから、といった言い訳が簡単に思いつくところですが、最後には自分は勉強できない人だからというもはや意味不明な言い訳まで持ち出す人まで現れます。知的障害は誰しも少しずつ持ち合わせているわけだが、本来偏差値50を取る可能性がある人が、ちょっとした差の話を全面的に持ち出してしまったら、本当に障害が受験勉強に影響する人たちに失礼だと思ってもらいたいですね。
話がちょっとそれましたが、1つ何か最近受けた命令を頭に浮かべてみてください。例えば今日もらった学校の宿題。成績が良い人は、とりあえず、やりますね。それがどれだけ役立つか考え出す人も居ますが、考えた結果、やっても意味がなさそうと思ったとしても、やります。これが成績が良い人と悪い人との大きな違いです。
成績が悪い人はやらないことが多いです。やらなくて良い言い訳を、え?って言いたくなるほどバカみたいにたくさん思いつきます。その暇があったら英単語や古文の文法の1つでも覚えたらどうでしょうか。しかもその言い訳は、実に、、、、、理論的ではないです。本当に受験勉強に影響する体調・精神面や知的障害が認められる人を除けば、全部論破可能です。そうこうしている間に、成績が良い人は、どんどん積み上げていきます。本当は気づいているはずです。気づいていても、言い訳をもって蓋をするんです。
ここで注意してほしいなと思うのは、成績が悪い人が言い訳するのは勉強に限らないはずっていう点です。親や先生の他の命令にも従わない場面があるはずです。勉強だけは従いません、という人は今のところ1人も出会ったことがないですね。近頃、コンプラ違反が多く指摘されているので、テーマに限らず何でもかんでも論破しようとする人が年令問わず見受けられっます。やらない言い訳も同じような調子でやりだすわけですけど、議論で論破しきれるほど地頭が良い人は100人に1人もいないです。
「今日から言い訳しない」と誓うのは、成績を良くするためには何より早道ですね。このサイトで一番お伝えしたいことかもしれないです。